2019振り返り_30歳になった

30歳になった。

途端に何か変わるわけではないのだけれども。

 

母はわたしを29歳の終わりに産んだのだけれども、わたしはまだ出産どころか結婚の予定もなく、今も自分の野心の赴くままに仕事に勤しみ、好奇心のままに楽しそうなことに手を出しては引っ込めてというのを繰り返している。

そんな日々を送っていると、誰かを産み育てるということが全く想像できないのだ。子供が欲しい欲しくない、というのとはまた違う次元の話で。

 

30歳になった。

25歳はお肌の曲がり角、30歳でめちゃくちゃ代謝が落ちてヤバいということは耳にタコができるほどに聞いてきた。

実際25歳から肌荒れするなんてことはなかったし、29歳の終わりからジム通いを始めたので代謝が落ちるなんてことも感じなかった。

ただまあ、お酒に弱くなったのと食欲は変わらないんだけれども思ったより早くお腹いっぱいになったなあと思うことは増えた。

 

30歳の誕生日はニューヨークで迎え、大好きなボストンに行ったりもした。何度か一人で行っている街だけれども、なんか自由な気持ちがいつも以上にした。

いつも忙しなく組んでしまう旅程も、必須なところ以外はゆるゆると組んで、満足度と疲労度をいい感じに考えられるようになったのかもしれないなぁなんてぼんやりと思った。

20代の頃は週末に予定がないことは死を意味するくらいに詰めまくっていた楽しい予定たち、それも少しずつ緩々と、土日の両方出掛けたら疲れて翌週無理、というようになっていった。

恐らくこれは正しい姿で、自分を大事にできるようになったのだろうけれども少し寂しさも感じる。

 

周りの諸先輩方の話を聞いていると、20代より30代、30代より40代が楽しいという話をよく聞く。

わたしもどんどん最高に楽しいを更新していきたい。