授かり婚と、妊娠初期と③初期の準備あれこれ

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この辺りは実母が他界、義実家は遠方などで身近にめちゃめちゃ頼れる!みたいな人がいない方の参考になればと思っています。(これまたサンプル数が少なくてわたしは困ったので。)

産院選び

かかりつけのレディースクリニックは産院は兼ねていなかったので、9週くらいまで経過が順調だったら産院で検診に切り替えたほうが良いので紹介状を書くとのことでした。人気の産院だと6週くらいで予約しないといけないところもあるらしい。

幸いなことに病院はたくさんあり、持病などもなかったので選択肢が多くかなり迷いました。(持病があるなどだと大学病院しか選択肢がないなんてこともある。)
出産経験者にどういうポイントで病院を選んだか、いざ出産・入院した時にもっとここを考えておけばよかったポイントはあるかなどを聞くと良いと思います。

わたしが重視したポイントとしては以下のような感じ。

  • 自宅から近い(複数あった)
  • 産院であること(総合病院はコロナで病院ごと閉鎖や病床圧迫が怖かった)
  • 立ち会えるか(コロナで立ち会えるところが少ないので要確認)
  • ごはん(経産婦が挙ってご飯は大事!と言っていたので)
  • 個室(お見舞いに来る人などを考えると個室が良いらしい。これも経産婦談)

全個室の個人病院、ご飯は美味しく、入院中はアロママッサージもつくといったところになってしまったので出産一時金からは足が出そうですがそうそうあるイベントでもないのでとそこは目をつむりました。

運よく夫の中学の同級生(今も連絡は取れる)に助産師さんがいたり、飲み友に区内の病院関係者がいたりで相談できたのは本当に心強かったです。どこで人の縁に助けられるか分からないですね。

選んだ産院は今の所何の問題も感じていないのでよかったです。

保健所と妊娠届と相談事と

医師から出産予定日が記載されたものがあれば保健所に行って妊娠届を出し母子手帳を貰い、保健所の人から説明を受けたり相談に乗ってもらえたりするのですが、本来は9週前後でそうなることが多いようです。

わたしの場合は初回の妊娠確認(5w5d)のときに数年前に母が他界していること、義実家も遠方なので近場で頼れる人がいなくて今後の進め方が不安だと先生にお伝えしたところ、ちょっと早いけど保健所で話を聞くといいよと予定日記載の紙をいただけました。イレギュラー対応だったのかもしれませんが、不安なことはその場で何でも先生に相談すればいいと思います。

保健所では保健所が行ってくれるサポートの話を聞くことができます。あとは手続き周りのお話や出産一時金などのお金周りのお話や、保育園の話など。だいたいの自治体であると思うのですが、子育て応援券のようなクーポンがもらえ、提携しているシッターさん・マタニティヨガ・通院時のタクシーなどで利用できます。

コロナで母親学級や両親学級がないところはかなり痛いところではありますが、個々のサポートとしては結構聞いてくれそうなので困った時には頼ればいいと思います。

(ちなみに保健所では病院のおすすめは教えてくれません)

保活の全貌確認

10月で翌年の保育園の募集の時期だったため、今後の流れがてら保育園の話も聞きました。保活は生まれる前から!というのは本当によく聞く話だったのでビビっていました。本格稼働は生まれてからになるとは思いますが、全体像が理解できてよかったです。査定の話からお金の話、募集人数の話なんかが分かると多少は安心しますね。

予定日は6月初旬なので4月入園(10ヶ月くらい)という心算でいようということに。色々なスコア加点があり、それでも並んだ時に見るポイントに区民歴というのもあり、昨年はそれで決まった人もいたとのお話も聞きました。
わたしが区民歴13年以上あるのでそこはあまり問題なさそうでこれも安心。昨年同棲の住まいを決める時にも実はちょっと調べていてなるべく区は変えずに、と考えてはいましたがこんなに早くこの決断に感謝する日がくるとは思いませんでした。昨年のわたしを抱きしめに行きたい。みなさま区をまたぐお引越しは計画的に。

別の記事になると思いますが、住宅もおそらく購入するだろう方向で進めています。わたしは自分が将来家族と住みたい土地は自分がずっと住んでいるこの地なのであまり問題はありませんが、将来はここで家族と住みたい!みたいな願望がある人(そして子供が欲しい人)は家移りは計画的に…。

義実家問題

実母が他界しているので当然ながら里帰り(実家も徒歩圏内ですが)もせず、助けてくれるわたし側の親戚もあまりいないので当然の如くまずはお姑さんから義実家里帰りを勧められました。

夫からは「うちの実家に里帰りした方が俺も安心」と言われましたが、「わたしの里じゃねえ、数回行っただけの縁もゆかりもない土地だ」と一蹴(もうちょっとマイルドに言いましたが)。

どこに行くにも車が必要(わたしは車の免許もないし車酔いする)なので検診も気分転換すら一人で行けない、そこまで見てもらった先生や助産師さんに最後まで見てもらいたいというのがありました。

あとはその話が出たときのメンタルも大きかったと思うのですが「近所のおばさんたちも可愛がってくれる」と言われ、知らないおばさんたちに可愛がられたくないと強く思ってしまいました。

しかも自身がボロボロの状態の時に義母に面倒を見てもらうなんて恥ずかしい。義実家との関係がいくら良くてもいろいろ難しいもんだと感じました。

これは男性に強く伝えたいのですが、自分の安心のために産む人の意思を考えずに義実家里帰りを勧めるなということです。なんなら口にすら出して欲しくなかったです。

じゃあ産後どうするか

夫はわたしの産後うつを心配してくれているようなので、徒歩圏内の妹にたまに来てもらう、電車で1時間半の叔母も週1くらいなら行くよ〜と言ってくれているので来てもらう、後はシッターさんに週2くらいで来てもらえば大丈夫かなと考えています。産後うつが心配ならただただわたしの気が休まる布陣を敷くことだけを考えてほしいと切実に思いました。

経産婦がいうには赤子の沐浴は習うのとは勝手が違いすぎるらしく、最初はプロに頼ったほうがいいと強く言われました(そして叔母曰くブランクがあると経験者も難しいから義母もできるか怪しいよ、とのこと)。わたしとしてもお金で割り切ったシッターさんの方が気が楽なのでこの手のサービスはこれからしっかり調べてうまいこと使っていきたいと考えています。

何度もいうけど幸いにして夫は家事がパーフェクトなので産褥期の週数間さえ各種サービスを活用すれば後は夫婦で協力してなんとかできるのではと思っています。夫にはそれは楽観的すぎると言われましたが、わたしとしては仕事ないなら大丈夫でしょという気持ちの方が強い。仕事がなければ無敵なんだ…

 

安定期に入り、産後の不安は自身・夫・周囲ともになくなってきましたが授かった直後はメンタルも不安定だし周りも過剰に心配するしで色々と参る部分が大きかったです。みんなの心配はありがたく受け取りつつ自身が一番安心できる環境で生み育てられるよう自己防衛と夫の教育を頑張りましょう。

わたしはこの手の悩みが一番辛かったので、言葉は悪いし長々にはなりましたが色々な方に伝わりますように。