無痛MRI乳がん検診を受けて結果を受け取った話。

またも大変ご無沙汰になってしまいました。明けましておめでとうございます。
子供はあっという間に1歳半をちょいと過ぎ、4月からフルタイム復職して12月には退職して、
1月頭から新しい職場でフルタイムで働いております。
そんなバタバタな2022の話について振り返られる日が来るのかは分かりませんが、何はともあれ元気に過ごしています。
今回は同世代以上の女性は避けて通ってほしくない乳がん検診の話を書こうと思います。
あらかじめお伝えすると私は医学に関しては素人で治療や検査やサービスを受ける側専門の人間です。
こちらの記事で受診した検査につきましてもPRなどでなく自身で調べて受診し自身で体験した感想などを記載しておりますことをご了承ください。

乳がん検診について

私は母を比較的若い年齢の時に乳がんを発端とするがんにて亡くしています。そうしたこともあり、20代後半から妊娠するまで毎年健康診断のオプションで乳腺エコーという方法で乳がん検診を受けていました。
乳腺エコーによる検査は妊婦健診でお腹をぐりぐりとされるのを両乳房にされるイメージです(経産婦以外にも伝われ…!)。比較的痛くない(全く痛いわけではない)。若い人に多い高濃度乳腺でも比較的精度が高いとして20代〜30代におすすめの検査と産婦人科の先生に言われました。そのため、わたしもずっとこちらを受診していました。

もしもこの記事を見ている若い方で乳がん検診=マンモグラフィで辛いというイメージの方がいたら一度乳腺エコーによる検診についても調べられるといいかもしれません。

しかしこの検査、技師の方が棒状の機械を当てて画像を撮影するという結構アナログな感じなので「あれ、さっきの右乳よりもここを重点的に見ている…何かあったのかな」など考えてしまったり技師の表情を読み解こうとしてしまったりで検査中や結果が出るまで不安だらけです。わたしの場合はこれとやはりぐりぐりで多少の不快感は否めないのでこの検査が億劫になってしまいました。でも親のことを考えると検査を受けないのも不安…。という中で知ったのがMRI乳がん検診でした。

無痛MRI乳がん検診とは

手っ取り早く公式サイトを貼ります。ご覧ください。

www.dwibs-search.com

頓珍漢なオフィシャルピンクリボン運動がされている傍ら、こちらを紹介している方のツイートを目にして知りました。
なんと!MRIで20分ぐらいうつ伏せでゴロンとしている間に終わるという検査。
過去にMRIに入ったことはあったので痛く無いことは知っていたし閉所も大丈夫だったので抵抗なく「これいいじゃん」と思いました。
ネックはいくつかあったものの(後述します)、エコー検査の不快感や検査を受けないことの不安感などと総合的に判断して受診することを決定。
オフィシャルサイトよりWebにて申し込み。確認メールが届き当日を待ちます。
わたしは授乳中で精度が落ちるという注意点の記載がありましたが、どの検査でも授乳中は精度が落ちるのでそこは受けることを優先しました。

受診当日

オフィシャルサイトに書いてある注意事項を守り、アイメイクに気をつけその後予定があったのでアクセサリーはつけずに別持ちでクリニックに。
今はいろんなクリニックがあるのですね。こちらの画像系の健診専門のクリニックで受けることにしました。

www.seeds-clinic.jp

清潔感があり、とても静かなクリニック。平日だったこともあり受診する方も少なく、問診票などを書いてスムーズに検診へ。
個室ロッカールームで検査着に着替え待合室で呼ばれるのを待つ間もないくらいあっという間に呼ばれてMRI台へ。

台には乳房状に穴が空いているのでそこに両乳房が入るようにうつ伏せになります。そこそこに大きな音がなるので耳栓とヘッドフォンをして検診スタート。
わたしはそこそこ綺麗に乳房が収まり(?)あっさりとスタートして昔MRI入った時もこんなだったっけなーとか考えているうちに約20分程度の検査が終わりました。
技師の方の様子を伺う余地もなく、乳をのぐりぐりの不快感もなく、乳のぐりぐりの左右さに不安になることもなく終わりました。

着替えてお支払い、アンケートを記入して終了。結果は10日程度で自宅に郵送だけども年末年始を挟むので遅くなるかもとのこと。まあその辺りはなんとなく予想していたので問題なし。

検査結果到着

結果は12日程度で届きました。重要な個人情報なのでもちろんポスト投函ではなく手渡しのタイプです。

検査結果表紙

乳がんの検査だけで数ページの冊子になってやってきました。

まずは総合判定。「判定A:異常なし」だけじゃないところが良いです。公式サイトのサンプルを見ると判定に応じて詳細が書かれている様子。一度「B」が出たことがあったのですが、受け取り方がわからず1年モヤモヤした気持ちで過ごした過去があります。次の年に受けたらAになっていたのですがやはり解説は欲しいなと思いました。

別にアダルトな画像ではないもののちょっと恥ずかしかったのでMRIの画像は隠しました。実際のところ見てもよく分からないのですがこれがわたしの乳の断面かーと思いました。所見についてもAだったので問題ないということが書いてあります。デンスブレストであることも書いてあるので改めてしばらくはMRIにしようと思いました。

MRI乳がん検診受けてよかったポイント

わたしの体験としてMRI検診を受けてよかったなというポイントは以下。わたしとしてはMRIでしばらくは年に1度検査を受けよう!と思いました。

  • 痛くない
  • 技師の顔色、一挙手一投足に不安にならない
  • 検診結果が丁寧

その他公式が謳っている強みは以下。もちろんこれらは本当に素晴らしいものなのでぜひ公式サイトをご覧の上検討してみてください。

  • 死角がない
  • 放射線被曝がない(乳腺エコーは被曝がない。マンモは微量の被曝あり)
  • 豊胸や乳房再建後も受けられる
  • デンスブレストでもがんを発見しやすい

ネック

わたしは総じて受けてよかったと思っていますが、始まったばかりの手法であるためまだまだ整っていない部分もあると感じました。

  • お値段がそこそこする(都内だと2万円ちょっと)
  • 受けられる施設が少ない(全国でまだ40ヶ所)
  • 身体に金属が入っている人は要確認
  • 閉所恐怖症の人は厳しいかもしれない

受けられる病院が各都道府県に複数になり、価格も半額程度に抑えられれば受診者数もとても増えそうだなと思う一方、やはり高度な技術を要する検査なので致し方ないんだろうなとも思います。
予防医療がトレンドの一つである昨今、どうにかこの辺りに助成が入ったり民間の保険のオプションとかでどうにかならないもんかねと思います。健康診断の結果を提出したら翌年の保険料安くなる保険とかあるじゃないですか。ああいう感じでどうにか…。

ちなみにわたしは制度自体に賛成はしていないのですが、ふるさと納税の返礼品にはなっているらしいです。肉とかの代わりにみなさんこちらにしてみてはどうでしょう?

終わりに

わたしはこの検診ならやっと毎年ちゃんと確認しようと前向きに思うことができました。きっと同じように身近な人を亡くしたとかそういった人にしかキチンとわかってもらえないかもしれないなとも薄々思っています。

乳がん甲状腺がんの次に進行の遅いがんです。自覚症状が出てきてから見つかったがんは10年近く前から見つけられたかもしれないと言われるほどです。

痛そう・見られることに抵抗があるといった心理的ハードルがだいぶ無くなるのがこのMRI検診だと思います。今年から受けてみませんか?

こんにちは、赤ちゃん④出産

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2021年6月初め、長女が誕生しました。
妊娠初期編も書き終わっていないのですが、出産〜入院4日間を残しておきます。

陣痛?

出産予定日4日前、最後の妊婦健診では兆候はなく、産まれてなかったら予定日翌日に来てね〜という感じでした。
初産婦は予定日を超過しやすいらしいから超過するかもなと割と悠長に構えていました。(とはいえ、推定体重が3400gと聞いて股から出せるのか?と戦々恐々。)前回の検診・この時の検診の夜は内診の影響か多少の出血があり、おしるしか?と少し覚悟し始めました。

予定日3日前、日中・夜といつもと変わらぬ体調。夜遅くに雨が強くなってきて、少し腹痛が。
それまでも雨の日は前駆陣痛を感じやすかったり、胎動で気持ち悪くなりやすかったりしたのでまたいつもの感じだろうと、バラエティ番組を呑気に見ながら溜めていたフェリシモの編み物を続行。
12時ごろになりまだ続くため、念の為陣痛カウンターアプリで間隔チェック。10分前後ではあったものの、不規則だったのでここでもクリニックに連絡をせずにアニメを視聴。
その後もゴロゴロしながらカウントも微妙で夫に「微妙だな〜間隔短くならないし痛みも強くならないから前駆陣痛かな〜?あと1時間カウントしてからにしよ〜」と30回くらい言いつつ入院バッグの中身の再確認&入院期間のドラマの録画予約。春季は良作が多く、意地でも完走したかった。
痺れを切らした(というか気が気じゃなかった)夫に「お願いだからクリニックに連絡してくれ」と言われ、明け方4時に「前駆陣痛かもしれないんですが8分〜13分くらいで痛みがあります」と病院に連絡。すぐにクリニックに来るよう指示されたので、陣痛タクシーを呼んでタクシーで病院へ。

入院

赤ちゃんの心拍や陣痛の様子をモニターで確認し、本陣痛と判断されたため入院。子宮口は3cm程度の開き。間隔は10分前後。昼頃には産まれると思うよ〜と言われ、一人入院部屋で定期的に来る陣痛の波に耐える。ぶっちゃけ、陣痛ってこんなもんかという感想。痛みの波が引いた時には暇だな〜何してればいいんだろ〜とか思ってTwitterするくらいには余裕があった。

6時ごろに再度状況確認。子宮口は7〜8cmの開きということで順調らしく、夫を呼んでいいよと言われ夫を呼び出す。イオンウォーターとペットボトルにつけるストロー、朝ごはんを要求しました。

長引く陣痛

あらゆ支度を整えた夫が9時頃到着。昼くらいには生まれると言われてから陣痛の感覚も痛みもあまり変わらず。

ただまあ定期的に波は来るので空腹もあり、持参していたウィダーや焼き菓子を食べながら過ごした。腹が少し満たされ痛みで疲れ、陣痛の間には睡魔も襲ってきて、うとうとしてたら痛みがやってきての繰り返し。陣痛の合間に夫と陣痛なうな写真を何枚か撮るくらいには余裕あり。昼ごろになっても子宮口は7〜8cmから変わらず。

わたしより後に来た妊婦さんが出産を終えたっぽい様子が外から聞こえてきた。ほどなくして、別の妊婦さんがやってきてどうやら帝王切開の様子。

助産師さんから、「微弱陣痛が長引いているので促進剤を使ったほうがスムーズ。使わなくても今日中には生まれるんじゃないかと思うんだけどどうする?」との提案。促進剤についてはあまり知識がなかったこともあり、赤ちゃんと母体への影響について、メリデメをよく聞いて打つ方向にしました。微弱陣痛が続くと体力を消耗していざ産み出すときに疲れている、出産後から始まる赤ちゃんのお世話も疲れて大変になる、オキシトシンが弱い(?)ので子宮の戻りも促進剤を投与したほうが良いことも推測されるとのことでした。(私の場合は)

促進剤投与開始

帝王切開妊婦さんの後になるようなスケジュールで促進剤の投与を開始。一番少ないごく微量からスタート。こんな僅かで効くの?というくらいの量。

効果的面\(^o^)/

投与から15分くらいでそれまでの陣痛とは比べものにならないくらいの痛みが襲ってきて、これが想像してた陣痛だ!と苦しむ。こんな短時間ってホントに促進剤の効果なのか?プラセボ効果?と笑っちゃうくらいにあっという間に効いた。

半ばキレ散らかしながら夫と陣痛に耐え、分娩室へ。

分娩台に乗ってからはずっと痛くて、その中でも特に痛いタイミングでイキみ、それ以外の痛みは逃すというのが分娩みたいなのですが、イキみ逃しもイキみも下手くそすぎて先生・助産師に何度も注意される。腰を浮かさない!!!って30回くらい言われた気がする。とにかく痛くて苦しくて「無理」「代わってくれ」と連呼していた(気がする)。

少し経った段階で、どうやら股が裂けそうとのことで会陰切開を勧められる。出産前は会陰切開なんて怖いと思っていたけども、訳のわからない痛みの中で多少切られることなんて些細なもんだと思って快諾。麻酔ももちろんされているから全然わからないくらいだった。その後は先生は股の被害を最小限にすべくチクチクとやる方にほぼ専念。助産師さんと夫に激励されながらイキみとイキみ逃しを数回繰り返す。

生まれた

そして「あ、なんか出た」と思うと同時に「あ、絶対すごい裂けた」思っているうちにドゥルルンという感覚と共にわたしの身体から大きな塊が飛び出した。何が何だか分からない放心状態の中、ぼんやりと赤ちゃんの泣き声が聞こえた。正直もうあまり覚えていない。もったいない事に。でも「ああ、生まれたんだな」と心底ホッとした。わたし自身はそんな感じで呆けてた訳ですが、立ち会っていた夫はボロ泣き。顔を真っ赤にしてイキむわたしを見て心配と自分の無力さに分娩中からボロ泣きだったのに加えて生まれた感動で更に泣いたらしい。それを聞いてわたしも少し泣いた。

いろいろ書いたけど、分娩台に乗ってから生まれるまで30分。初産婦の平均は2〜3時間らしいので、スーパー安産。

わたしは分娩台に寝ていたためあんまり見えていなかったけども先生や助産師さん、夫がへその緒を切ったり測定したりなんだりした後に胸元に赤ちゃんが置かれた。

「初めまして、ママです。」

あんなに出すの大変だったのに、胸元に置かれた我が子は小さくて頼りなくて温かくて柔かくてただただ愛しい存在でした。小さいながらにしっかりと存在する手足。この足でお腹を蹴っていたんだなあとか妊娠中のこと走馬灯のように…。間違いなくこれまでの人生の中で一番幸せな時間だった。
その後助産師さんに手伝ってもらいながら初乳を飲ませたり、可愛い可愛い言って写真撮ったりなんだり。大変不勉強であれですが、初乳ってこんなにすぐ出るもんなんだね。それに赤ちゃんって生まれてすぐ飲めるもんなんですね…。

カンガルーケアで赤ちゃんを乗せられて会陰の縫合やら何やらをささっとされました。チクチクっとしたけど、奇跡のように可愛い我が子が胸元にいたので痛みはほとんど感じませんでした。

そんなこんなで約16時間にわたる出産が終わりました。
(前後関係が記憶にないけども)胎盤を出されたりなんだりの処置を終え、夫は帰宅。赤ちゃんとわたしはその日から母子同室で過ごすこととなりました。

こんにちは、赤ちゃん(出産準備編③各種サービスなどなど)

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出産準備の最後はサービスなどの物品以外のところになります。なんだかんだこれが一番大事だったり。

地域のサービスの確認・準備

妊娠届けを出したときに軽く説明を受けると思うのですが、使うかもしれないサービスの準備をしておくと産後スムーズです。うちの地域は各種産後サービスに使える3万円分のクーポン券をもらえました。以下、わたしが利用したサービスについてです。

産前・産後ヘルパー

里帰りなし、両家からの手伝いなどもなしでスタート(今後もなしの予定)だったので産前から利用検討して産後2ヶ月間は週に2回、1回2時間来てもらっていました。3ヶ月目からはワクチン接種の翌日に来てもらうなどのスポット利用に。
掃除、洗濯(時間によって、干す or 取り込み・畳み)、料理(夕飯3品程度)、時々沐浴をお願いしていました。

事前に保健センターに申請、申請後に行政が委託しているヘルパー派遣会社(複数から好きに選べる)に利用者が依頼するという流れ。利用前にコーディネーターとの面談が必要な事業者もあったため、産前に面談を行いました。本当は産前に1回頼んでいたのですが、まさかのその日に陣痛が来て出産となってしまったので産後1週間後が初利用となりました。

どうしてもお願いしたい日に頼めなかったなどがないように2社登録していますが、担当制のところ・そうじゃないところなど事業者によって特徴が違ったので産休に入ってすぐくらいにお試しでもっと使っておけばよかったなと思いました。

母乳相談

こちらも区から委託された事業者さんのサービスです。
産後、母乳関連で悩んだことがあり訪問してもらいました。詳細は産後記事に書ければなあと思っているのですが、ラクテーションコンサルタントの資格を持っている桶谷式の助産師さんにリーズナブルな価格でお願いできました。産院は1ヶ月検診以降はあまり面倒を見てくれない感じだった(&改めて書きますが、助産師さんによって当たり外れが激しかった)ので相談に乗ってもらえてよかったです。これもクーポンが使えてありがたい。

なかなか産前にはピンと来ませんが、母乳で悩むのはあるあるのようなので、近所に母乳相談ができる助産院があるか、桶谷式・ラクテーションコンサルタントとは?などは軽く調べておくといいと思います。というか、産後2ヶ月までの悩みのほとんどは母乳に起因するので、母乳育児についての知識をつけることも大事。わたしは相互フォローの方から書籍をいただいて軽く読みました。

産後ケア事業

これは調べて申請はしましたが結局は利用しませんでした。

退院後に宿泊 or 日帰りで助産院でママと赤ちゃんをケアしてもらえる事業です。ママかパパがノイローゼや産後うつっぽくなってしまったら迷わず利用しようと利用できる状態にまではしておきました。利用しませんでしたが備えておいてよかったと思います。

 

その他、調べたら骨盤整体や産後ヨガなんかにも使えるようでした。住民税払っているんだから行政の事業は使えるもんは使いましょう♩

周辺調査

小児科

うちは初めての予防接種が初めての小児科になりましたが、産後乳児湿疹などで小児科に行くこともあるあるなようです。近所の小児科は事前に口コミのチェックや自分の足で混み具合なんかも見てくると良いかと思います。出産した産院が近いエリアだったらそこの先生にオススメの小児科を聞くのもいいと思います。

休診日が各病院であると思うので2ヶ所くらい目星をつけておくと良いです。

ベビーグッズが買えるお店

オムツ、ミルク、哺乳瓶、ベビー服、お風呂グッズなどうっかり切らした時に走って買いに行けるお店をリサーチしておくと良いです。ドラッグストアも店舗によってはベビーグッズが全くない or 少ないお店もあったので。オムツは基本Amazonの定期配送ですが、微妙に足りなくなることもありました。

保育園

共働き予定夫婦は妊娠直後とかに調べているだろうと思うので詳細は割愛。
コロナの影響で見学を中止している園も多いので、候補の園には状況確認はしておいた方がいいです。

児童館・図書館など子供と遊びに行ける施設

月齢ごとにイベントが異なるので、どこの施設でどんなことが出来るのかなどはさらっと見ておくと良いです。どんなところに出かけたらいいんだろうとかは結構困ったので。低月齢のうちは児童館や保健センターで身体測定、遊び系だとベビーマッサージや手遊びを一緒にやるイベントがメインのようです。うちは徒歩圏内に3つ児童館があったのでどういう対策しているかなども確認して各所活用しています。

よく利用する駅などのベビーカーの通りやすさ

改札が狭い、エレベーター・エスカレーターの有無や位置などを確認。普通に使っている時には目につかなかったところが気になるようになります。ベビーカー選びの判断材料にもなります。実際にベビーカーを引いている人がいたら動きやすそうかも見ておくといいと思います。

その他サービス

宅食

Oisixヨシケイ・Palシステムを産前から試し、OisixPalシステムを必要な時に頼むに落ち着きました。ヨシケイはその日のものをその日に届けてくれるというのがうちの生活にあまりフィットしなかった、支払いが面倒、味があまり好みでなかったというのがお試しでわかったのでよかったです。

Oisixはキットを1〜2個、お楽しみベジフル980、美味しそうな野菜や冷凍食品があればいくつか、オプションで牛乳とか飲み放題をつけています。キットも人によっては面倒と感じるかもだし、量や味の好みもあるし、注文から到着、賞味期限内に食べられるかなどあると思うので産前に試して使える・どう使うかを検討すると良いです。うちはOisixなしでは結構しんどいまで来てしまった。とにかくキットもお野菜も美味しいです。その辺のスーパーや八百屋では見かけないオシャレなお野菜とかもあるので、外食がしにくい昨今、心身ともにかなり満たされます。

保険

ちゃんとした人はちゃんと保険に入っているかと思いますが、わたしはとあるタイミングで解約してしまい見直しを先延ばしにして妊娠に突入してしまいました。どんな保険に入っているかはよく確認してください。マジで。

普通分娩は保険の対象外ですが、帝王切開の場合や誘発分娩・会陰切開も場合によっては保険が下ります。もしも無保険の人はコープ共済など妊娠後でも入れる保険に入っておくと良いです。その際は女性特有の傷病に手厚いタイプのものがオススメ。わたしはなかなかに派手に裂けたので保険がおりました。

Amazon ベビーレジストリ

登録しておくとオムツを安く買えたり、サンプルボックスを貰えたりします。特にオムツのようなかさばる消耗品は車生活じゃないとなかなか買って歩くのも面倒。おまけに6月生まれだったので、雨やら暑いやらでオムツはAmazonで全てどうにかしています。Primeセールと定期配送とを組み合わせるなどすればだいぶお得に買うことができます。

ニューボーンフォト

記事の冒頭に載せている写真もですが、ニューボーンフォトは撮ってよかったです!わたしは知り合いにカメラマンがいたので、希望を伝えて撮ってもらいました。(ニューボーンフォトでググったら出てくるようなぐるぐる巻きとか不自然なのはいらない、赤ちゃんのショットと家族写真っぽいもの、諸々の報告にも使いたい等…)
新生児期は外出できないので、自宅に来て撮ってもらうことになるため、感染症予防で人に来てもらいたくないご家庭は難しいかもしれません。内祝いにつけるカードに使ったり、これから年賀状にも使う予定です。

 

だいたいこんな感じでしょうか。これを書き始めたのが2ヶ月頃、あっという間に4ヶ月目が終わろうとしていますが、いよいよ(?)次回は出産と入院生活編です。コロナもだいぶ落ち着き、妊婦さんも以前よりは安心して生活ができているのではないでしょうか。よきマタニティライフをお過ごしください。

こんにちは、赤ちゃん(出産準備編②)

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前回に続き、今回も出産準備での購入品あれこれです。

ネットで買えるものはネットでいいと思いますが、有事に備えて身近なところで何が買えるのかは知っておくと良いです。これはママだけでなくパパも。というか、産後1ヶ月はママは動けないのでパパは特に。

お出かけ

産後0ヶ月目はまず基本的に赤ちゃんはお出かけしません。1ヶ月目からベランダで日向ぼっこや20〜30分程度のお散歩からスタート。
2ヶ月目以降も結局コロナやRSが流行中なので徒歩圏内で人混みじゃないところをお散歩したり、短時間のお買い物に一緒に行く程度のお出掛けにとどまっているため最低限の物しか準備していないけれどもこれと言って問題はありませんね。
ただ、乳児湿疹などで急に小児科にかかることもあるので退院までにお出掛けのものも準備だけはしておくといいと思います。

おそらくこの辺りがBefore/Afterコロナで大きく違うところじゃないでしょうか。

抱っこひも

産前(できればお腹が大きくなる前)に決めておくことをおすすめします。買うのは上述の通り退院までにあれば大丈夫。何故できればお腹が大きくなる前に決めておくのかというと試着して買うのが良いためです。産後はお腹は大きくないので。パパも抱っこひもを使う場合はパパもママも試着して二人で決めるのが良いと思います。超余談ですが、抱っこひものバックルを外すという悪質極まりない行為が稀にあるようで、そういうのの防止のために3人でのお出かけ時はなるべくパパに付けてもらっています。

うちは三大メーカー(エルゴ・ベビービョルン・Aprica)は試着してApricaにしました。決め手は付けやすさと横抱きができることで、パパが横抱きがお気に入りでした。

www.aprica.jp

ベビーカー

まだ買っていません。軽量のB型で対応できる頃に購入を検討するかなあという感じ。

おそらく、最も大きな買い物となるベビーカー。買い時も迷うベビーカー。大物だからこそ、セールの時やポイントアップキャンペーンの時に買おうかなとしてしまいそうになりました。ポイントアップキャンペーンはかなり頻繁にやっていそうなので、一度落ち着くといいと思います。
今のところは初めに書いた通り、お出掛けの範囲や時間が限ら出ているので抱っこひもで事足りており、必要性を感じていません。抱っこひもは密着して結構暑いけれども許容範囲かなという感じ。

赤ちゃんによって好みがあるそうなので、B型検討することにはコロナが落ち着いて試乗に行ければいいなあと思っています。 

マザーズバッグ

買っていません。昔使っていたMarimekkoのBuggyを流用。中身はオムツとおしりふき、臭いがしないオムツ用ビニール袋、ガーゼ、着替え、保険証医療証お薬手帳、パパママが使う手指消毒ジェル。

オムツポーチ

これも買わず、大きめのポーチを使っています。オムツ5枚くらい、おしりふき、臭いがしないオムツ用ビニール袋を入れています。

防臭だったり、おしりふき一体型だったり便利なものもあるようですが、やはりこのご時世でお出かけの機会が減っているし生後2ヶ月くらいのお出掛け時間では特に必要性はまだ感じていません。

基本的に代用できそうな物を持っている場合はそれを使って、必要性を感じたら買うというスタンスです。

お風呂

退院したらすぐ使うのでお風呂グッズも退院までに用意しておきましょう。

ベビーバス

膨らますタイプのものを買いました。カラーボックスでいいんだよと言ってくれる人もいましたが、実際に沐浴してみると滑ってしまいそうになったり、頭をぶつけそうになtたりすることも多々あったので柔らかいものを買ってよかったと思っています。2000円程度で買えるのでレンタルはせず購入です。

沐浴はパパママ二人掛かりで、洗面台で。洗面台かシンクでやる人が多いらしいので、腰を痛めない高さでベビーバスが入る大きさを考えて準備しました。1ヶ月からはパパと大人と同じお風呂になり、お風呂上がりの保湿や着替えはママが担当です。

沐浴剤

初めはスキナベーブを使用。乳児湿疹のようなものが少し出てきてからは使用を中止し、全身用ボディソープに変えました。

沐浴剤はとにかく楽ですが、汚れの落ちがボディソープよりは劣ります。一人で沐浴する時には良さそうですが二人掛かりでする場合は必要ないかなと思います。

ボディソープ

軽い乳児湿疹が出てからはアトピタを使い始めました。肌に合えばどこのものでもいいと思いますが、泡で出てくるタイプが使いやすいです。

保湿剤

スキナベーブの保湿剤(沐浴剤とセット売りだったのをとりあえず買った)を使っていました。伸びもよく無香料でとても使いやすかったです。1本使い終わった後は頂き物のWELEDAのベビーローションを。こちらも特に問題なく使用でき、香りが好みだったのでiherbのセール時にストックを買いました。

後述しますが、サンプルを各所からもらうと思うのでそれらを使って好みのものを見つけると良いと思います。

www.babycare-net.com

jp.iherb.com

授乳

赤ちゃんの好みや母乳の具合によって異なるので、買える場所の確認だけして入院中に用意して退院までに家にあるようにすれば良いと思います。
我が家はパパに伝えて退院までに用意してもらいましたが、ポチって退院までに届くようにするとかでもいいと思います。

哺乳瓶

哺乳瓶の乳首部分が赤ちゃんによって好みがあるようです。うちの子は産院で使っていた母乳実感と母乳相談室どちらも問題なかったので、両方の特徴を聞いてどちらも用意しました。(母乳相談室は特別なお店かネットにしかないので注意)

哺乳瓶拒否の子もいるらしいので、様子を見てパパに頼むか入院中にポチっておくのが良さそうです。

瓶部分は一番小さいのを2本用意しました。ほぼ完母になってきているので大きいのはいらなそうですが、ミルク多めの場合は成長に応じて大きいものを買ったりするようです。

哺乳瓶の消毒グッズ

薬液とレンチン消毒どちらにも対応している容器と消毒液を購入。結果、レンチンばかりで薬液は余らせていますがどちらが良いかは各家庭次第かと。余らせた薬液は各種消毒に代用できるようなので消費したいと思います。

products.pigeon.co.jp

粉ミルク

初っ端から完母でいける人は不要ですが、母乳が軌道に乗るまでは使う人が多いかと思います。これも好みがあるらしいので、産院で赤ちゃんが飲んでくれたものをまずは用意がいいと思います。

搾乳器

産んで出してみるまでは分からないのが母乳。わたしは産んで1ヶ月ちょっとしてからMedelaの電動のものを購入しました。Amazonのセールでよく対象になっていて、そのタイミングで買いました。というのも、結構寝る子で乳が張ってしんどかった(&授乳間隔が空くと母乳の出が悪くなる)ので迷った末購入に至りました。そうじゃなかったらできることならわざわざ買いたくなかったです。
(たまに初産婦で妊娠20wくらいの人が買いました!とSNSで報告しているのを見てはびっくりしている。)

乳頭ケア

最初の1ヶ月くらいは常に乳頭が痛かったです。1日に8回以上授乳するため、ケアが追いつきませんがケアしないと痛くてしんどかったです。

とはいえ、直接母乳を拒否する子もいるらしいので赤ちゃんが飲んでくれることを確認してからでも良いかも。(わたしは2日目から痛み出しましたが、入院中は産院でもらえたものを使用しました。)

これもMedelaのものを使用中。基本はクリームで。ひどい時にはジェルパッドを切って貼り付けています。これもAmazonでよくセールになっています。

★Medela (メデラ) のおっぱいケアシリーズ | Medela (メデラ) 公式オンラインショップ | 母乳育児用品の通販サイト

排泄

赤ちゃんは1日に10回以上は排泄を行います。退院までにベッド周りに用意しておくと良いでしょう。

オムツ

あらゆる場所でサンプルをもらうと思うので、入院中にそれらを試して好みのものを退院までに用意すると良いと思います。ポイントはかぶれないか、不機嫌にならないか、漏れがないか、つけてあげやすいか、交換サインが見やすいかあたりでしょうか。うちの子は排泄に敏感でおしっこでもすぐ愚図る、尚且つコスパ良しで評判のグーンは不機嫌になりやすかったです。とにかく消費量が半端ないので次の記事で紹介するAmazonのベビーレジストリとPrimeセールを組み合わせてお得に買うようにしています。

オムツ用ゴミ箱

専用のものは買わずに100均の蓋付の缶を使っています。ゴミ袋は防臭のものを使っています。イギリスの知人から頂いた出産応援グッズにあったのでそれを使用。ダウニーみたいな香りがします。

オムツ替えシート

専用のものは買わずに破水対策で購入した使い捨てペットシートを布団の下に敷いています。排便が2〜3日に1度の子なのでその時にはペットシートの上でオムツ替えを。普段のオムツ交換で下に敷いてあるものを汚すことはほとんどありません。

おしりふき&おしりふきの蓋

おしりふきもアホほど使います。西松屋のはかなり薄め、うちは定番のアカチャンホンポのものが使いやすかったです。プレママ特典で結構もらえるので活用すると良いと思います。

妊娠するまでよく分からなかったおしりふきの蓋とかいう謎アイテム、必要でした。これがないとおしりふきを取り出しにくいです。オススメはプッシュ型のものです。百均でも買えます。

その他

おくるみガーゼ

定番のエイデンアンドアネイのものを2枚用意して2枚買い足しました。包んであげるのはもちろん、季節柄お布団では暑いけれども何かかけてあげたいとき、日除け、抱っこの時(赤ちゃんを抱っこすると汗だくになる。)など万能です。退院の時から使うのでそれまでに用意して水通しまで済ませて入院バッグに入れておきましょう。

「出産祝いに腐る程もらうよ」と言われていたのですが、1枚も貰わず。笑
ただ、腐る程もらった人が新品をメルカリに出しているので好みのデザインのものを見つけたらメルカリで買うのが良いと思います。中にはプレゼント包装されたままで出品している人も結構います。

home | 公式サイト | エイデンアンドアネイ

ハイ&ローチェア

リビングの居場所としたかったので退院までに設置。日中の居場所のメインは最近はハイローチェア。パパママが夕飯の時に寂しがって泣くので食事の時には食卓付近に。床がメインの生活じゃない人はあって良いと思いますが、ライフスタイルに合わせて。

バウンサー

パパがあやして落ち着く時の動きがバウンサーの動きに似ていたので、産後2ヶ月くらいでカタログギフトで選択しました。嫌がる時も多く、結局パパの膝に落ち着くこともあるのでまだ本領発揮できていません。こればかりは使うまでわからないので事前準備の必要はそんなにないし、レンタルしてからでも良いかもです。

プーメリー

割とすぐ買ったけれども目が見えてくるようになった最近(産後2ヶ月)本領発揮しています。きゃっきゃとプーさん達を見ている娘に癒されます。

最初のうちは音に反応するくらいでプーさんを目で追ったりすることはあまりなかったです。しかも音がするとママが放置して夕飯の支度などに行ってしまうと気付かれてしまったのか音がするだけで泣いてしまう時期がありました。真相は謎ですが。ジモティとかメルカリに綺麗なものがたまに出ています。

www.takaratomy.co.jp

書き残したことがある気がしなくもないですが、ざっと浮かぶのはこんな感じです。また思い出したら書き足します。

楽しい出産準備期間をお過ごしください。

こんにちは、赤ちゃん(出産準備編①)

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6月の頭に長女を出産しました。あれよあれよという間に母となり、あれよあれよという間に2ヶ月が経ちました。育休4月まで(予定)に妊娠中〜産後の話はゆるゆると書いていければなあと思っています。
というわけで、順番は前後してしまいますが出産準備の話から。

 

 

出産準備と妊婦メンタルと各種ベビーグッズ屋さんの戦略と

物の紹介に入る前に、一番大切だと思うメンタル部分について厚めに語らせてもらいます。

出産準備っていつからすればいいの?というのは初産婦が必ず悩むことだと思います。
生まれるまで何が起こるか分からないのが妊娠。わたしも会社の先輩が正産期死産してしまったのを目の当たりにしていたため、出産準備は早く始めたい気持ちとためらう気持ちがせめぎ合っていました。
メモやら手帳を見返すと、下調べは安定期(妊娠5ヶ月)くらいからゆるゆると、実際の購入は妊娠8ヶ月くらいから始めていたようです。

出産準備しなきゃ、でも生まれてくる保証もないし…という妊婦メンタルと同時に起こるのは生まれた後買いに行くのは大変だから、早く買っておかなくちゃ!という妊婦メンタルと、アカチャンホンポなどで不定期に開催される大物のまとめ買いセールやまとめ買いポイントアップキャンペーン。今思うとこれ、妊婦のメンタルを利用した割と悪質なキャンペーンだったんじゃないかとすら思います(個人による)。

そして、義母をはじめとする他者からの「それはいらない」「それはまだ早すぎる」という何故か断定系のクソバイスの数々。時代・住んでいる場所が変われば全然違うのが出産準備。初産婦の出産準備は夫との最後の二人きりのデートでもあり、幸せな思い出だけであってほしいと思います。わたしは少し苦い思い出も混ざってしまいました。この記事を読んでいる男性たち(いるのかな?)、奥さんに頼まれてもいないのに義母に相談するのはやめてあげてね。

基本データ

わたしがこれから書くことも、各種SNSなどWebで色々な人が発信していることも、すべてその人の体験談であって環境や季節が変わればガラッと変わってきます。というわけで、わたしの基本データも参考程度に書いておきます。

育児を担う人:母・父(里帰り、両家の手伝いなし、父はフルリモート勤務)

家:賃貸:集合住宅

ベビーグッズ専門店までの距離:電車で20分

主に利用する交通機関:電車

主な交通手段:電車(車なし)

出産時期:6月

子供の性別:女

おねんね

ベビーベッド

買いました。というのも、わたしが身長169cm、夫も175cmあるためお世話の時に腰をやられることを防止するために高さのあるものにしたかったのですが、そもそも種類が少なくレンタルも出払っていたので購入しました。購入したのは↓今のところわたしも夫も腰をやられることなく、毎日10回以上のオムツ換えをこなしています。

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夫婦の寝床がベッドの家庭は購入であれレンタルであれ必須だと思います。大きく常設の物となり、場合によっては他の家具の移動も必要になるため退院までにセッティングされた状態にしておくと良いです。

大人と一緒に寝るようになるという話も聞きますが、たまに止むを得ず添い寝すると気を張ってしまって休まらないのでなるべくベビーベッドが狭くなるまでベビーベッドで寝てほしいと思っています。(尚、大きめBABY)

布団

ベビーベッドとセットにできるものを買いました。とはいえ、夏の子なので今はおくるみガーゼをかけています。鬱陶しがって秒で蹴り飛ばしていますが。

スリーパー

買いませんでした。今のとこと寒そうな様子もないのでこれで良かったと思います。集合住宅で日当たりも良く、冬もあまり寒くならない家なので寒がらなければ今後も買わないかもしれないです。

スワドルアップ

買いませんでした。1〜2週間に1回程度寝てくれない日もありますが、基本的によく寝る子だったので今のところ必要性は感じていません。産後、子供の性格を見て必要であればでいいと思います。

お洋服

可愛いお洋服が目に入りやすいと思うのですが、ねんね期の赤ちゃんは文字通り乳飲んで排泄してねんねしていることが基本(1ヶ月検診までは外出もさせない方がいい&こんなご時世で1ヶ月過ぎてもあまりお出かけもさせたくない方も多いと思います。)。おむつ交換は1日に15回前後発生するので、肌着メインで用意するのがいいと思います。そして何より、存在そのものが尊い赤ちゃんは真っ白やパステルカラーの肌着の方がむしろ可愛いのでは?と思うほど無地の肌着が似合う。

これはかなり季節に左右されますが、短肌着・コンビ肌着・ボディ肌着系があればいいと思います。育児書には重ね方とか書いてあるけども、結局は赤ちゃんが快適であればOKなので、うちはコンビ肌着1枚や短肌着1枚で転がしていることも多いです。肌触りのいい素材のものを選ぶと赤ちゃんも快適だし、抱き上げる親も幸せな気持ちになれます。お出かけ・来客時にはとっておきのお気に入りを数枚用意しておきましょう。

水通ししてすぐ着られるようにしておく必要があるのと、テンション上がるものを用意した方がいいのでこれも産前にお母さんも買いに行けるうちに買っておくと良いと思います。

肌着

枚数はお洗濯の頻度にも依りますが、全部で全部で7〜8枚くらいにしました。西松屋とかしまむらでも買いましたが、生地のしっかり感が全然違うし思った以上に肌着で過ごすことが多かったのでちょっと高いかなと思っても肌着は全部しっかりしたのを買えばよかったなと思っています。

たまたま道端で見つけた老舗のベビーグッズ店で買った肌着が可愛くて肌触りもよく、こればかりでも良かったかなと思うほど。

www.baby-iwashita.net

 

デパートの催事で見かけて買ったこちらの肌着は短肌着でも止める紐が2本ではだけにくいのと素材が良いので買って良かったです。50cm〜75/80cm対応なので長く使えそうです。HPには載っていないけれども顔の引っかき防止に手を隠す袖になっているコンビ肌着も良かったです。

ベビー肌着の通販|すべて国産だから安心です -エンゼルストア-

 

お出かけ着

メルカリを駆使することを激しくおすすめします。ベビー服、結構いただくし季節を間違うと1度も着ることなくサイズアウトすることも多々あるので、新品格安でブランド服が手に入ります。

アラサーの思い出、ナルミヤインターナショナル。かつて着たかった洋服を娘に着せる母親になってしまいました。でもこれも共働きのいいところだよね、、とコスメ代諸々が娘の服代に溶けていっています。メゾピとかだけでなくKateSpadeとかANNASUIもベビー服を出していてびっくりだよ。

www.narumiya-net.co.jp

海外ブランドもとても可愛い。細身のものが多い印象です。

www.petit-bateau.co.jp

www.jacadi.jp

首がすわる前は前びらきのお洋服が色々と楽で良いです。

次回予告

思ったよりも長くなってしまったので、お出かけ・お風呂・授乳・排泄は次回。サービスなどは次次回の予定です。

色々と暗いニュースが多いですが、出産を控えるお母さん方が少しでも幸せな出産準備を進めることができますように。

授かり婚と、妊娠初期と③初期の準備あれこれ

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この辺りは実母が他界、義実家は遠方などで身近にめちゃめちゃ頼れる!みたいな人がいない方の参考になればと思っています。(これまたサンプル数が少なくてわたしは困ったので。)

産院選び

かかりつけのレディースクリニックは産院は兼ねていなかったので、9週くらいまで経過が順調だったら産院で検診に切り替えたほうが良いので紹介状を書くとのことでした。人気の産院だと6週くらいで予約しないといけないところもあるらしい。

幸いなことに病院はたくさんあり、持病などもなかったので選択肢が多くかなり迷いました。(持病があるなどだと大学病院しか選択肢がないなんてこともある。)
出産経験者にどういうポイントで病院を選んだか、いざ出産・入院した時にもっとここを考えておけばよかったポイントはあるかなどを聞くと良いと思います。

わたしが重視したポイントとしては以下のような感じ。

  • 自宅から近い(複数あった)
  • 産院であること(総合病院はコロナで病院ごと閉鎖や病床圧迫が怖かった)
  • 立ち会えるか(コロナで立ち会えるところが少ないので要確認)
  • ごはん(経産婦が挙ってご飯は大事!と言っていたので)
  • 個室(お見舞いに来る人などを考えると個室が良いらしい。これも経産婦談)

全個室の個人病院、ご飯は美味しく、入院中はアロママッサージもつくといったところになってしまったので出産一時金からは足が出そうですがそうそうあるイベントでもないのでとそこは目をつむりました。

運よく夫の中学の同級生(今も連絡は取れる)に助産師さんがいたり、飲み友に区内の病院関係者がいたりで相談できたのは本当に心強かったです。どこで人の縁に助けられるか分からないですね。

選んだ産院は今の所何の問題も感じていないのでよかったです。

保健所と妊娠届と相談事と

医師から出産予定日が記載されたものがあれば保健所に行って妊娠届を出し母子手帳を貰い、保健所の人から説明を受けたり相談に乗ってもらえたりするのですが、本来は9週前後でそうなることが多いようです。

わたしの場合は初回の妊娠確認(5w5d)のときに数年前に母が他界していること、義実家も遠方なので近場で頼れる人がいなくて今後の進め方が不安だと先生にお伝えしたところ、ちょっと早いけど保健所で話を聞くといいよと予定日記載の紙をいただけました。イレギュラー対応だったのかもしれませんが、不安なことはその場で何でも先生に相談すればいいと思います。

保健所では保健所が行ってくれるサポートの話を聞くことができます。あとは手続き周りのお話や出産一時金などのお金周りのお話や、保育園の話など。だいたいの自治体であると思うのですが、子育て応援券のようなクーポンがもらえ、提携しているシッターさん・マタニティヨガ・通院時のタクシーなどで利用できます。

コロナで母親学級や両親学級がないところはかなり痛いところではありますが、個々のサポートとしては結構聞いてくれそうなので困った時には頼ればいいと思います。

(ちなみに保健所では病院のおすすめは教えてくれません)

保活の全貌確認

10月で翌年の保育園の募集の時期だったため、今後の流れがてら保育園の話も聞きました。保活は生まれる前から!というのは本当によく聞く話だったのでビビっていました。本格稼働は生まれてからになるとは思いますが、全体像が理解できてよかったです。査定の話からお金の話、募集人数の話なんかが分かると多少は安心しますね。

予定日は6月初旬なので4月入園(10ヶ月くらい)という心算でいようということに。色々なスコア加点があり、それでも並んだ時に見るポイントに区民歴というのもあり、昨年はそれで決まった人もいたとのお話も聞きました。
わたしが区民歴13年以上あるのでそこはあまり問題なさそうでこれも安心。昨年同棲の住まいを決める時にも実はちょっと調べていてなるべく区は変えずに、と考えてはいましたがこんなに早くこの決断に感謝する日がくるとは思いませんでした。昨年のわたしを抱きしめに行きたい。みなさま区をまたぐお引越しは計画的に。

別の記事になると思いますが、住宅もおそらく購入するだろう方向で進めています。わたしは自分が将来家族と住みたい土地は自分がずっと住んでいるこの地なのであまり問題はありませんが、将来はここで家族と住みたい!みたいな願望がある人(そして子供が欲しい人)は家移りは計画的に…。

義実家問題

実母が他界しているので当然ながら里帰り(実家も徒歩圏内ですが)もせず、助けてくれるわたし側の親戚もあまりいないので当然の如くまずはお姑さんから義実家里帰りを勧められました。

夫からは「うちの実家に里帰りした方が俺も安心」と言われましたが、「わたしの里じゃねえ、数回行っただけの縁もゆかりもない土地だ」と一蹴(もうちょっとマイルドに言いましたが)。

どこに行くにも車が必要(わたしは車の免許もないし車酔いする)なので検診も気分転換すら一人で行けない、そこまで見てもらった先生や助産師さんに最後まで見てもらいたいというのがありました。

あとはその話が出たときのメンタルも大きかったと思うのですが「近所のおばさんたちも可愛がってくれる」と言われ、知らないおばさんたちに可愛がられたくないと強く思ってしまいました。

しかも自身がボロボロの状態の時に義母に面倒を見てもらうなんて恥ずかしい。義実家との関係がいくら良くてもいろいろ難しいもんだと感じました。

これは男性に強く伝えたいのですが、自分の安心のために産む人の意思を考えずに義実家里帰りを勧めるなということです。なんなら口にすら出して欲しくなかったです。

じゃあ産後どうするか

夫はわたしの産後うつを心配してくれているようなので、徒歩圏内の妹にたまに来てもらう、電車で1時間半の叔母も週1くらいなら行くよ〜と言ってくれているので来てもらう、後はシッターさんに週2くらいで来てもらえば大丈夫かなと考えています。産後うつが心配ならただただわたしの気が休まる布陣を敷くことだけを考えてほしいと切実に思いました。

経産婦がいうには赤子の沐浴は習うのとは勝手が違いすぎるらしく、最初はプロに頼ったほうがいいと強く言われました(そして叔母曰くブランクがあると経験者も難しいから義母もできるか怪しいよ、とのこと)。わたしとしてもお金で割り切ったシッターさんの方が気が楽なのでこの手のサービスはこれからしっかり調べてうまいこと使っていきたいと考えています。

何度もいうけど幸いにして夫は家事がパーフェクトなので産褥期の週数間さえ各種サービスを活用すれば後は夫婦で協力してなんとかできるのではと思っています。夫にはそれは楽観的すぎると言われましたが、わたしとしては仕事ないなら大丈夫でしょという気持ちの方が強い。仕事がなければ無敵なんだ…

 

安定期に入り、産後の不安は自身・夫・周囲ともになくなってきましたが授かった直後はメンタルも不安定だし周りも過剰に心配するしで色々と参る部分が大きかったです。みんなの心配はありがたく受け取りつつ自身が一番安心できる環境で生み育てられるよう自己防衛と夫の教育を頑張りましょう。

わたしはこの手の悩みが一番辛かったので、言葉は悪いし長々にはなりましたが色々な方に伝わりますように。

去年のわたしへ、来年のわたしへ

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2019年12月のわたしへ

2020年は世界的にわけのわからないウイルスが流行り、生活が一変します。今いろいろ考えて調べているポーランドへの旅行は出来なくなります。5月に予定しているサンフランシスコへの出張もなくなります。4月5月でNYやBOSTONに行っておいてよかったですね。

今手にしている2枚のライブチケットもすべてコンビニで払い戻しをすることになります。でもこれはわたしだけに降りかかった災難ではなく世界的にみんなそうなってしまうのです。来日アーティストが来て、ライブをしてくれるのはいつになるか分かりません。

オリンピックも今のところは2021年に延期予定です。手にしている野球決勝A席のチケットは無効にはならないので安心してください。でもオリンピックが開催されるかもまだ分かりません。

お仕事は2月の末から在宅ワークになります。始業の5分前に起きて、パジャマや部屋着でお仕事をし、打ち合わせの時に上半身だけこぎれいにするという夢のようなズボラ生活を送ることができます。

あなたは持ち前の適応能力で、とても楽しく在宅ワークを行うことができます。たまに人に会わなくて鬱みたいになる人もいるみたいですが、そんなのとは無縁で通勤ないの最高!家賃をフル活用できてる気がする!嫌いなおっさんの顔を見なくて済む!最高!と以前よりもイキイキとしているくらいです。

去年の今頃のあなたは、「こんなの絶対うちの会社じゃ上手く行くはずない」ような新規企画を一人で任され、自棄になっていましたね。それがこの社会の変化によって大変スムーズに進み、大成功します。他にも2020年のあなたは在宅でゆるゆる仕事のはずなのにアイデアなどは冴えわたるので自分の考えを信じて進んでください。お給料も上がるのですが頭打ちになるので次の試験を早く受けてください。これだけは本当に本当にお願いです。百万の位が変わるはずです。お願いします。

その結果、あなたは管理職になります。仕事への考え方も変わるし、まだ2か月ですが意識が変わり視座を高く持とうとするようになります。4月に一度打診されますが、そこは断って大丈夫です。その時にやりがいを持てる仕事を楽しんでやってください。

このおこもり生活の結果、酒量は増えて運動量は減り太ります。食事と運動と酒には気を付けてください。

あとはあれだけ苦手だったお裁縫や編み物が楽しくなるのは嬉しい誤算でした。

それからこれは驚くと思うのですが

今付き合っている彼との間に子供を授かり結婚します。急にいろいろバタバタしますが、万事滞りなく年末を迎えることができるので安心してください。周りの人に本当に助けてもらうので、感謝を忘れずに生きていきましょう。あと、お金が結構かかるのでしっかり貯めておきましょう。つわりは大変ですが、どうにもなりません。コロナのピークからは12kgほど痩せます。酒は全然飲みたくなくなるのでそこは心配しないで大丈夫です。

夫(恋人)は本当に頑張って家事を完璧にしてくれます。こんな出来た夫はいないと思うので、感謝と愛情をもって接してあげるようにしてください。

2021年12月のわたしへ

何よりもまず、あなたの体調は大丈夫ですか?子供は、夫は元気で仲良く暮らしていますか?

2020年にしたたくさんの大きな決断を後悔していないと良いなあと思うばかりです。

年度が明ける頃には復職だなーとか焦っているかもしれないですね。でもそんな時は2020年環境がガラッと変わりながらも頑張れたことを思い出して欲しいです。

そして周りをたくさん頼り、周りを大事にし続けてください。そして、世界が少し前に進んでいたら、楽しいことをたくさんしてほしいと思います。